詩人:どるとる
どこに行けばいいのかな 僕はもう迷子のまま
だんだん夜は暗くなるし 日が落ちたら何も見えなくなる
笑う人を見ても どうして笑うのか僕にはわからない
泣いてる人のことのほうがどっちかといえばわかるよ
限りある命を持った少し長めの命を持った花は 今日もきれいに咲いてるのに
目には見えない涙の雨に濡れてる
言い知れない痛みを抱きしめてる
どこに行けば 人に会えるかな 話しかけても道さえ教えてくれないなら 僕は見えないのも同じ
嘆くばかりの人を見れば情けないって笑うのに
嘆く僕を笑う周りをあなたは許せないんでしょう?
笑った自分は もう覚えてもいないのさ
限りある命を持った少し長めの命を持った花は 今日もきれいに咲いてるのに
目には見えない涙の雨に濡れてる
言い知れない痛みを抱きしめてる
邪な欲望を持った少し清らかな心を持った空は 今日もきれいに暮れてくのに
時折、人には見せない夜を抱えてる
誰も知らない顔を隠している
だから君も僕もみんな迷子です
人には到底理解しえない何かを
胸に 楔のように突き刺してる。