詩人:千波 一也
幼い日々などというものはこれまでも これからも全く変わりありませんので特筆いたしません或るときからうたに喜ぶようになって泳法はままならずとも流れゆく日々なのですことこまかな日付たちの向こうにそんな潤いを見出して下さいますかそれもかなわぬ紙切れならばどうぞ破り捨てて下さいせめてもの代わり即興にてうたを一篇お渡し致しましょう