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詩人:どるとる
ほら 今日も日が暮れて
あっという間に帰る時間が来ました
あなたも今頃いつもの帰り道を
鼻歌なんて歌いながら歩いてるかな
「早く帰って来ないかな」
「早く君に会いたいなあ」
遠くにある離れ離れの二つの気持ちがひとつに重なる瞬間
この道はいつでも どこかに必ずつながっているけれど
僕が行くこの道は明日へと続いてる道だから
あなたの帰りを待っている 優しいあの人の笑顔があれば
もう何もいらないよ
僕は迷わずに君と同じ 明日へ行こう
ほら 時計がまた回れば 夜明けは早足に暮れていく
お腹がすいたなあ 今日の夕飯なにかなあ
あなたはそんなこと考えているかなあ
「遅くなってごめんね」とか「プレゼント買ってきたこと」とか そんなことはいいんだ あなたに会いたいだけで駆け足になる
この道は長い長い人生の中のほんの1日の終わり
大したことじゃないけど 振り返ればいろんなことがあった
泣いたり笑ったり今日もたくさん思い出が出来ました
あとは風呂に入って寝るだけ
僕はドアを開けて 君に言うんだ 「ただいま」
この道はいつでも どこかに必ずつながっているけれど
僕が行くこの道は明日へと続いてる道だから
あなたの帰りを待っている 優しいあの人の笑顔があれば
もう何もいらないよ
僕は迷わずに君と同じ 明日へ行こう。