詩人:どるとる
今日も この街にはゆるい風が吹く都合のいい大人たちはモザイクで陰部を隠してアカシアの花は赤く空や海は果てしなく子供はただいたいけに砂の街のよう ただ流れる川のようどこまでもまっすぐなカーブを描いてそれは まるで神に祈る人の形のよういつまでも頼れる何かにすがっていたい 甘い絶望の中で 溺れたふりしていたいそういうもんでしょう?