詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕はいつも君の側で愛の歌うたってる
それでも君はどうしても僕の歌ううたを気に入ってはくれない
愛の歌は紛れもなく渾身の一作で僕の気持ちは本物のはずなのにどうしても君は認めてくれない
君はまるで僕を試すように
いつも作りづらいような複雑な歌を求めてくる
もっともっと誰も作ったことのないような歌を聴かせてと君は僕に言う
たとえ僕らの愛の形が間違った愛だとしても
僕はかまわない
ただ僕は愛する君のために歌をひたすら作り続けるだけさ
なぜなら それが
きみを愛おしむ事だと思うから
僕が君の一番になるための最良の近道だと思うから。