詩人:どるとる
帰り道はいつもなんだか 切なくなるのさ
大好きな人と手を繋ぎながら帰ろう
会話なんて なんでもいい
今日の晩ごはん 何にしようかな
話しながら 家路を歩くこの時間が好きなんだ
大切なあなたと一緒に歳を重ねてく
それは悲しいことなんかじゃない
幸せへとまた一歩 また一歩 歩いてく
なくしたものばかり数えてしまうけど
ほら胸の中にはいつの間にか こんなに 思い出が あふれてる
遠く 街明かり揺れているのが見える
ひとつひとつ今日あったこと聞かせて
うまくなんて話せなくてもいい
泣きながらだって 笑わないよ
流れる涙その瞳の奥には 素直な君がいる
こうやって何度でも同じことを繰り返し
積み重ねたその足跡が物語になっていく
涙だって大事な道しるべだって思うよ
だから今日は僕から手を繋ごう
いつもと何も変わらない でも変わらないことが変わらないよ
そんなふたりの帰り道 アスファルトに影がふたつ揺れてる
僕は買い物袋を重たそうにしてる君と
分け合いながら ひとつの袋を 二人で持ってる
そんなふうに 人生も支え合いながら二人三脚で行こう
大切なあなたと一緒に歳を重ねてく
それは悲しいことなんかじゃない
幸せへとまた一歩 また一歩 歩いてく
なくしたものばかり数えてしまうけど
ほら胸の中にはいつの間にか こんなに 思い出が あふれてる
昨日よりも今日は君を 好きになる
明日は 今日よりも君を好きになれる
好きになれる。