詩人:弓月 あお
波間に繰り返す胸を裂くかの哀しみに何度出遭ったことか必死に耐えてきたことか前からじゃなくても良いから僕を抱きしめてほしいよ君の温もりを知ったから今この時間が何よりも苦しくて無くしてから気付くなんて浅はかだったかなたぶん罰があたったんだろうねそうしてまた繰り返すんだ誰もいない独りの夜を眠りにつけない哀しき夜を君がいない現実を波間に繰り返す僕の哀しき涙のしるし