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詩人:morning star
そのばしょは綺麗?
碧い湖の底までどうか
しずんでいきたい…
水鳥が涼しく呼吸を教えていく
僕ら人間は愛おしささえ消去したままで、
偽りの涙だけ沢山零してるだけで…
コンテニュー、やり直しの利かない日常に段々追いやられては、
理想としていた残像は淡く希薄で危なっかしく、
ポイント、外したままの鎖されたままのマーチで…。
そのばしょは綺麗?
僕ら人間にもどうか
その純潔な滴の神秘をお与えて下さい。
なれど叶わぬ願い
されど儚き狡き念い。
創作する純潔は
僕ら人間の生き血を昇華させた魂の混血の奥にのみ宿せるのですから、
透明無垢の至宝の笑顔の傍らでしか輝けない、
確証のみを散ら就かせた飛翔を、
掌に充ちたりさせては、貫く渾身の一撃によって思念は天空迄の道則を辿れるのです。
朝も昼も夜も無いのです。感覚も感情も思考も意識の階層の基で眠り、
ただあるのは、この心に咲かせた“燃焼”という名の祈念の凝縮と未知への真理への探索、
ただ、それだけ
ただ、それだけのみの、
やさしい歓喜と漲らせたらほどいて横たわらせた安息の容貌(すがた)、
それのみ
それだけのみなのですから
きっときっと…。。。