詩人:快感じゃがー
好きになるたび
遠ざかる
切ないなあ...
胸を刺す
独りぼっちの
さみしさは
何もない部屋に
埋め尽くされた
大好きなひとの
温もりまで
あの日に
タイムスリップ
させたよ
キャラメル色の夢で
出逢ったね
恋をして
愛を知り
夢を追い
闇にはぐれた
今どうやって
あなたに
伝えよう
溢れ落ちて
アスファルトを
焦がす
癒しのない
真紅の痛みを
今どうやって
あなたに
伝えよう?
溶けてしまいそな
虚ろな瞳で
昨日を生きる
辛苦の痛みを
手を振って
笑う
あなたの為に
せめてもの償い
出来たら好かった
もう
手遅れだね
滑り込んだ
祈りの隙間
日差しが
心を
透かしてく
青い影は
かなしみを
見つめたの
長い宴の終わり
永遠の悪夢は
茂みへと
隠そう
だけど
不思議なのは
独りでに
歩き出して
増殖する
後悔
決別したはずの
残像が
自我をもって
暴れはじめた
ねえ
いつか誰かを
傷つけてしまいそうで
怖い
だからいま、
ソーダ水の
泡と一緒に
溶かして
葬り去ってしまおうよ
空想の戯れで
愛をすること
もう
疲れちゃったんだ