詩人:ゆぅ
距離を置いたのは
誰とだって
心底分かり合えない
そう感じたから
孤独が怖いくせに
強がるから
誰でもの顔色伺って
虚しくなるんだ
嫌な事には蓋をして
誰かと正面から
ぶつかる勇気もなくて
自分を誤魔化して
人生なんて
こんなものだと
説いてみせた
呆れるほど誰かを愛し
愛されて
何でもない出来事に
『幸せ』を
見付けられたら
友との想い出ばなしに
夢中になり
『馬鹿』が付くほど
笑い合えたなら
こんな『幸せ』
他にないだろう
人生なんて
こんなもので
十分だろう
2004/06/02 (Wed)