詩人:林家
「生涯1人の人を愛していきたい」
そう考えるのは僕のエゴだろうか?
信頼を寄せている先輩に、恋人以外に割りきって付き合っている人がいると知った時、自分のモラルが崩壊したような気がした。
恋人もその人の存在を知っているし相手も先輩に恋人がいる事を知っている。
そして受け入れている。
「自分を保つ為の方法だ」
先輩は語った。
それが現実なのか?
僕が潔癖すぎるのか…??
僕は生涯君を愛したい。
どうかこれが君の負担になりませんように…
そして、どうか僕以外の人を愛したいと思わないで…
こんな風に鎖で君を縛ってしまう僕を許して…