詩人:都森 善太
(それは星も見えない) (星が明るすぎたからでした)何も持たない方がいいよと君が言う不安な夜には夢を捨てておく向こう側で君に会った伝えると不機嫌になるのを覚えていたから 誰にも見せない笑顔を そこではいつも 笑いあっていて その光はすべてすぅすぅ流れていくのをただ眺めるばかりでつかまえようとはしない