詩人:どるとる
僕は私は生まれて良かったのかな
それとも間違いだったのかな
私や僕に生まれてあなたに愛されて
そんなふうに笑いかけてくれる
愛されるほどに思うことは 僕はあなたに愛されるに値する人なのでしょうか
ああ ひとりにひとつ与えられた名前
何度も呼んでる あなたの声がする
僕のためにあなたがつけてくれた名前
僕は僕以外の 何者でもなくて
たとえば花に花言葉があるように
願いを込められた 名前ほど
立派にはなれないけど
ただいつまでも僕らしさを忘れないように
ただこの名前に誇りを持っていれるように
名前と一緒に 手をつなぎながら 歩いてく。