詩人:どるとる
繰り返す 毎日の中に 泡のように
生まれては消えてゆくいくつもの光
傷つけられ 蔑まれどれだけ汚れたら気が済むのかなあ
この世界は いつから 変わってしまったの?
愛と平和の言葉は ふさがれた耳には聞こえない
節穴の目には 何も見えない
満ちていく時が揺れる その リズムに合わせて
僕らは どこか遠くまで 心を旅させるよ
明日に向かってブランコを漕いでいこう
いくつかのメロディーと言葉を手に
旅は続く あらすじを辿る物語
泣き疲れ 眠り込む 目覚めたら そこは何処だろう
本当も嘘もあやふやな世界
悲しみも喜びも光と影のように 混ざり合って 同じ世界で 交差する
知りたいよ世界の終わりまであと何歩?
終わりを待たなくても世界は終わるよ
そしてひたすらに ドアをくぐればまた明日
なんとなくで続く世界 窓に映る どうでもいい誰かの生と死
悲しいのか うれしいのか どっちつかずの表情で また会おうねとかさよならとか言うよ
うまい言葉は見つからないけど
満ちていく時が揺れる その リズムに合わせて
僕らは どこか遠くまで 心を旅させるよ
明日に向かってブランコを漕いでいこう
あわよくば 靴なんか 飛ばしたりしよう。