詩人:さみだれ
冷たいでしょう?夜の底ってね人が生きられないように厚い氷で覆われているのだけど私たちはそんなことには構わずにさみしい気持ちやかなしい気持ちを携えて行こうとするんだよ決して安心できるところじゃないし誰にも会えるところでもないのにね冷たいねもうずっとここに住んでいればきっと何も感じなくなるねそうしたらさみしい気持ちやかなしい気持ちも消えて眠たくなるのかな私たちは夢のなかで幸せになれるのかな「コキュートス」