詩人:甘味亭 真朱麻呂
私の心の扉はかたく閉ざされている
もう誰も信じないと自ら扉に鍵を掛けてしまった
暗やみの中光の差さない独りの世界
永遠にこのままでいい
聴きたくもないこと
やりたくもないこと
しなくて済むから
誰かといるよりも心が安まる
聴くもの 見るもの
感じるもの
すべてなくなればいい
すべて感じなくなればいい
そんな世界にあこがれて行き着いた場所は誰もいないこんな孤独の世界
空を見上げても一つの星も見当たらない
つまらない世界
でも
私にとっては楽園
これ以上の幸せはない。