詩人:どるとる
僕には帰る場所がある
おまけに会いたい人もいる
待たせている人がいる
そこには大好きな君がいる
たくさん話したいことがある
まだまだやりたいこともある
意地悪したり 喧嘩したり仲直りしたり
そんなふつうのことがしたい
この愛を言葉に出来ずに 口ごもる夜は
何も言わずに 抱きしめて 欲しい
そう言う君の 頬には 涙が次から次に伝う
愛してるなんて めったに言わないけど
それくらいしか 言えない僕をゆるしてね
僕には 思い出がある 数えきれない思い出がある
泣いたり笑ったりしたことも
全部あますことなく覚えてる
忘れたいようなこともあった気がする
でも忘れたいようなことが
どんなことだったのか忘れてしまった
日が昇ればまた沈む そんな毎日
君がくれる言葉のひとつひとつが宝物
大きな穴が心に空いたって平気だよ
君がひと針ひと針縫ってくれるから
ほらあっという間にもう穴はふさがった
ありがとうって笑ったら 君も笑った
どうだっていいようなひとつひとつを
指折り数えた 季節は 早足に過ぎ去ってく
ああ 同じ速度で 君も僕も歳をとる
行き着く先は同じ 空の上 あの雲よりもずっと上
この愛を言葉に出来ずに 口ごもる夜は
何も言わずに 抱きしめて 欲しい
そう言う君の 頬には 涙が次から次に伝う
愛してるなんて めったに言わないけど
それくらいしか 言えない僕をゆるしてね
君のこと この世界で一番先に 好きになって
ただひとり 好きになって
そのままの気持ちでお星様になれたら
それでハッピーエンド。