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[187950] つよがりの為の処方箋

詩人:どるとる


人は誰もひとりじゃ生きていけないんだ
そんなことわかっているはずなのになあ
誰かに助けられるのがなんだか気恥ずかしくて 思わず意地を張って強がる僕です

寂しがりやは昔から変わらないから
君はそれでもこんな僕のそばで笑っていてくれた

君を傷つけていたことを
恥じるほどに 君は優しすぎて
あたたかくてたまらなくなるよ
君の瞳から目をそらしてた
そんな自分が情けなくて
いつの間にかほほに流れる涙
どうして君は僕に優しくしてくれるの
不覚にも君を好きになってしまいました

人は誰も誰かの背中に支えられている
僕は誰の背中に支えられているんだろう
泣き虫や弱虫は本当は素直なだけなのに
涙を見ると人は笑いたくなるのかなあ

だけど人の涙はいくらでも笑えるのに
自分の涙は笑えない それと同じだろう

人を指差し笑ってた自分が恥ずかしい 人は誰もその胸に傷跡を隠しながら生きている
君を好きなままでいいのなら
死ぬまで君を好きでいるよ
誰よりも君を好きでいるよ
君が笑えば僕も笑いたくなる
君が泣けば僕も泣いてしまう
いつの間にか心はひとつになってた

いいんだよ 悲しけりゃ泣けばいい
いいんだよ 無理しなくても辛いなら
辛いって言いなよ
悪足掻きみたいに強がらずに さあ
強がりな僕に君は笑顔という処方箋をくれたね

君を傷つけていたことを
恥じるほどに 君は優しすぎて
あたたかくてたまらなくなるよ
君の瞳から目をそらしてた
そんな自分が情けなくて
いつの間にかほほに流れる涙
どうして君は僕に優しくしてくれるの
不覚にも君を好きになってしまいました。

2015/03/29 (Sun)
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