詩人:どるとる
夜が 無口な僕をもっと 無口にさせる言葉は多分 必要ないんだだって本当に悲しいときやうれしいときは言葉なんてなくてもただ涙がほほを伝うからそれだけでもう 事足りてしまうんだだから おしゃべりな口をふさいで悲しいときは 泣けばいいと思うようれしいときは 笑えばいいと思うよそれでも足りないなら 誰かに優しさに迷わずすがりなさいきっとやさしい人があなたの涙を 同じように迷わず 受け止めてくれる。