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詩人:現実的SUGILL
セカイがボクを待っている
なんてウソだ!
だって 僕がいなくても
世界は回る...
勝手に進んで
勝手に始まって
勝手に繋がって
勝手に終わる
だけど
そんなんじゃ...
あまりにも
かなしすぎるから
ここに存在している
意味がほしいから
信じたいものを
いまは 信じるだけさ
目を閉じていたって
耳を塞いでたって
心は ひとりでにビートを刻む
冷めきった現実よりも
温かい夢を。
子供のように
無邪気な生き方で。
微力でも そう
皆で寄り添ったなら
ひとつの輪になれたなら
素晴らしい!
あの角を曲がったら
誰かが待っている
そう期待して 歩いてく...
誰もいなくても
落ち込むことはないよ
涙を振り切り 走ってく...
だって 次の角を曲がったら
今度こそ誰かが
新しい何かが
待っているかもしれない
晴れたり 降ったり...
荒れたり 曇ったり...
光と闇をかき分けて
何度でも 期待して歩いてく。
だって 夢も希望もない
さみしい世界なら
ヒトは とっくの昔に滅んだはずさ
変化の中に身を委ねたら
ボクは階段をひとつ
登ろう