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花蓮の部屋  〜 「星」への投 票 〜

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詩人:花蓮

「あれはなんて星なの?」
私はあなたの横で聞く。
「どれ?」
「あの小さいけどオレンジ色のあの星」
するとあなたはふっと笑って
「何ていうんだろうね。小さいからないんじゃない?」
「じゃぁ私ココロってなずける♪」
あなたはビックリして聞いてくる。
「ココロ?何で?」
「小さくても頑張って光ってるでしょ??頑張るって言う心を忘れないでいたいから♪」
そんな恥ずかしいセリフあのころは言ってたっけ…
あなたは「そっか。」って言って頭をなでてくれる。
それが好きだった。
いつかまた空を見上げたら
思い出せるように。
人間はすぐ忘れてしまうから。。。
あのころ私はすごく幸せだった。
何事も絶対あきらめない。
そう決めた。
でもココロという星はいつしか
自分では分からなくなってしまったんだ。
だからもう頑張んなくてもいいのかな…
なんて思ったりしてる。
あの日から今日まで
たくさんたくさん頑張ったよ??
あなたがこの世からいなくなっても
頑張ったよ。
私はこの後どうすればいい??
もう頑張らなくてもいいかな??
そう問いかけたら
たぶんあなたはだめって言う…
ココロ…
あなたはどこですか??
見つからないと壊れてしまいそうで
怖い。。

2007/02/08 (Thu)
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