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詩人:山崎 登重雄
ここまできた。
あれからも、それからも、これからも。
ひとりだけど、ひとりじゃない。
たくさんのなかまとともに。
たくさんのおもいとともに。
たくさんのことのはとともに。
こわいけどしっぱいをおそれず。
こわいけどみちをさだめて。
きのうにきょうをかさねて。
きょうにあしたをかさねて。
あしたはずっとみらいへ。
ずっとずっとみらいへ。
かわらずにかわりつづける。
みらいにはあたらしいちからがひつよう。
そのいしずえになろうじゃないか。
われもいたしひとをもきょうけそうらへ。
みちはつねにめのまえにひろがる。
じぶんじしんの、ゆうきのいっぽを。
みらいへ、みらいへ。