詩人:どるとる
花のようなほころんだかたち少しだけ 恥ずかしながら僕の名前を呼ぶあなたの声がどこかでまた ひとつ 聞こえたこの出会いは永遠の別れ積み重ねる 一瞬のひと時はもう 味わえないんだ ああ ぱっと広げた花びらの一つ一つを紅のような 恋に染めて 恋に染めて君は幸せだって笑っただから僕も幸せだと笑った。