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詩人:どるとる
誰かを 愛したり 誰かに愛されたり
互いに 媚びを 売り合ったり
時には 汚れて 時には姿勢を正して
嘘もつくし ずる賢くて 狡猾で
残酷なまでに 誰かを非難して
そんな日々が ただ
悪戯に 通り過ぎてく
百点満点の 解答があるとしたら
生きているという
問題の答えはなんだろう
世界には神様もいないというのに
誰がそれを決めるんだろう
すっかり
道に 迷った 僕らは
手当たり次第に生きてみる
そして 間違えただけ
だから 生き直そうと
その曇りのない瞳が問いかけている
「生きるってなんですか?」
何だって 出来るし何にも出来ないよ
やりたいことはあるけど
今は何もやりたくない
時には 誰かの力になって 時には誰かに力をかして
不器用な僕らは互いに支え合うことで
足りない部分を補いながら生きてる
孤独にならないことが何より大事だ
百点満点の解答なんて どこにもないよ
白紙のままの解答用紙
涙でぐちゃぐちゃの心の中を
整理したら 埋もれていた微かな希望
打ちひしがれていた僕を 優しく照らした
そして 僕は 生きたいと
心から願うことが出来た
絶望を知ったことで希望を知ったよ
「生きるとは多分こういうことだ」
悲しみを知って
喜びを 知って
その存在を知って
何が悲しみで
何が喜びなのか
判断し選ぶことを
学ぶことが
大切だって
痛みが 伝えてる
だから 悲しみも
まんざら 邪魔にはならない
百点満点の 解答があるとしたら
生きているという
問題の答えはなんだろう
世界には神様もいないというのに
誰がそれを決めるんだろう
すっかり
道に 迷った 僕らは
手当たり次第に生きてみる
そして 間違えただけ
だから 生き直そうと
その曇りのない瞳が問いかけている
「生きるってなんですか?」