詩人:流☆群
君との思い出
たどって歩く
真冬の砂浜
白く視界を染めては
消えてく
あたしの吐息は
きっとあったかくて
生きてること思い出させるよ
あたしはずっと過去の中にいて
取り残されて
もうそろそろ思い出も色あせてきたっていうのに…
この手を伸ばしても
誰か気づいて握ってくれるかな
砂に書いたあたしの想いは
波に消されず
いつまでも残っているかな
きっと君は知らないところで笑ってるけど
あたしは君との思い出
見えない足跡
ずっとずっとたどって
真冬の砂浜
君との思い出
さらら…
砂の音
2003/12/19 (Fri)