詩人:ゆなぎ
あてのない未来(さき)を
こわがった
ぼくは結局弱虫のままさ
明日がどーなるかなんて
わからない
流されるままに生きてきた
やりたいことを見つけた
上手く行く確率は0(わずか)
それでも立ち止まる時間(ひま)はない
信じてやってもいいじゃないか
少しだけぼくも羽ばたけるんだと
地に堕ちたって何度でも
はい上がってみせるんだ
弱虫な僕の首を絞めてみた
上手くいかない焦りが苛立ちが
ぼくを殺そうとするんだ
少しだけ
信じてやってもいいじゃないか
伸ばした手に星は届くんだと
地に堕ちたって何度でも
空に届く歌声を
思い描いたイメージ通りの
明日じゃないこと分かってるさ
それでもほんの少し
今日と違う明日を掴んで
歩いて生きていたいのさ