詩人:番犬
日陰に咲いたマグノリアたった二輪の命だったな誰も来ないさ誰も誰もなきっとな泥水痛み暴風雨全て許そう許すしかないんだ真冬の氷のマグノリア小さな命が散ってしまうまでオリエンタルランドの端々で人々が笑顔でラムを回す頃青みがかった銀色の月とちっぽけな寂しいテーマパークでもう回らないメリーゴーランドに乗って俺達は今までで一番笑うんだもう会う事のないマグノリア命なんて儚くてもろいもんだよ