詩人:どるとる
相対性理論で 世界を眺めればきっと世界には 見えないものなんかなくて僕らの信じる 世界なんか 鼻で笑われてしまうだろう誰かと誰かの命を量りにかけてどちらがどれだけ重いかを軽量したって 答えは出ないそこには 計算なんて 存在しないからか弱い愛は 今日もひとつの定義に縛られて狭い世界に 閉じこめられて誰かが 謳う保証なき「正義」のせいで息苦しさに喘いでる僕らはその声に耳をすませるべきだ。