詩人:どるとる
目に見えるものがこの世界のすべてなら
人の感情や思いなんてものは一体どこにあるんだろうね
都合よくより分けてないものあるものを勝手に決めつけてるだけだ
それは あなたのわがままな 解釈で
ありもしない 物差しで線引きしてるだけ
足元に 引かれた越えてはならない一線を踏み越えた時
信じていた常識はもろくも崩れ去り 出来合いの物差しでは計れない
そこにある すべての規則や ルールを笑い飛ばすような 世界がその先にあるんだ
たとえば ふれられないかふれられるか
その程度で存在の是非を問うならば 愚かしいね
僕らの 持てるすべての知識など ささやかで微々たるもの
大きさもかたちもわからないものを
物差しで計ろうなんて 誰にも出来ない
途方もない 計算の果てに 見出した答えがもしも 1+1=2みたいなものなら
何も見えないのと同じだから 空欄からはみ出した計算出来ない尺度で
レールから外れた 会話をしよう たとえば邪魔くさいボーダーラインを越えて
世界のかたち 或いは 色
決めつければ いくらだって説明できる
でもそれがすべてだろうか
違うよ それは 世界の一端に過ぎない
そんな狭い世界で終わるな
限界なんてない
足元に 引かれた越えてはならない一線を踏み越えた時
信じていた常識はもろくも崩れ去り 出来合いの物差しでは計れない
そこにある すべての規則や ルールを笑い飛ばすような 世界がその先にあるんだ。