詩人:高級スプーン
笑顔なんだ知っているからこその苦しまなければ分からないマネをしたってすぐにバレる知らない方が幸せだと誰かは言うけれどドアを開けて靴を脱いであなたの元へ姿が見え目が合って緩んだ次の瞬間心を掴まれ息ができない反射的に顔を逸らし窓の外を見る掌の上の苦しみに踊るそれすら耐えられないぼくには分からない歪みと苦しみあなたは飲み込み知っているからこその笑顔なんだ