詩人:どるとる
ほらもう夜が あたりを包み込んで
東の空 薄紫色の夕闇が 近づいてる
心にもない言葉で傷つけあって
寂しさが また 背中合わせの二人を
素直にさせると 当たり前のように
僕らは寄り添い
疲れ果てて 眠ってる
何度も 何度も 喧嘩しては 仲直りする
きっと これからも同じことの繰り返しだ
そして少しずつ二人はお互いを 知ってく
知らないほうがいいはずのダメなところさえ
知りたいと思うとき
心の中に ずっと消えない 火が灯る
いつも同じ 時間に目が覚める
君が目覚めるのと同時に僕は起きる
間違いだらけの僕と君は似ている
多少のことならば 笑って許せるよ
一人では 出来ないことばかりだ
どんなに強がっても
意地を張ってもわかってる
一人になると寂しいくせに一緒にいると
うっとうしくなる その落差が 心地いい
そして少しずつ二人は 包み隠さず裸になって
本音で語り合いまたひとつ いいところを見つける
愛してるだなんて言葉にしなくてもなんとなく わかってね
愛はわざわざ 言葉にしないでいいよ
そのほうが 肝心なときの何気ない優しさが涙が出るほどうれしい
何度も 何度も 喧嘩しては 仲直りする
きっと これからも同じことの繰り返しだ
そして少しずつ二人はお互いを 知ってく
知らないほうがいいはずのダメなところさえ
知りたいと思うとき
心の中に ずっと消えない 火が灯る。