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どるとるの部屋  〜 「1+1」への投 票 〜

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[188706] 1+1

詩人:どるとる


時には 人のことを嫌いになる
人の嫌な顔が 見えてしまうから
時には 人のことを好きになる
見返りなど求めないあなたの優しさに
助けられたとき僕は涙が出るほどうれしかったよ
ありがとう

微力な 力を 重ね合わせれば
重たい荷物も 軽々持ち上げられるんだ
そんなふうに 人は一人一人の力は弱くても

1+1が 2になるように 倍の力で 出来ないことも出来る
ほらね 僕をいつでもあたたかく見守ってくれる
誰かの声がする 誰かの眼差しがある

人のいい面だけを見ていたいよ
人の醜い面なんて見たくないよ
だけど人を知れば知るほどに
人の良さの影に隠れた悪意に
嫌でも気付いてしまう勘のいい僕が居る
それでも

何度も人を嫌いになっては人を好きになる
その繰り返しの中で僕らは生きてるんだ
その連鎖の輪の中からは誰も 抜け出せない

1+1でも足りないのなら さらに誰かの力をかりればいい
たくさんの人が 集まればそれだけ出来ることは増える
明日につながる 橋の柱になる

今日も 人を愛したよ
そして人を 憎んだよ
でも僕は人が好きだ
人の優しさを知っているから
人のぬくもりを知っているから
僕は人を嫌いになれない
どれだけ 冷たい風にさらされても

微力な 力を 重ね合わせれば
重たい荷物も 軽々持ち上げられるんだ
そんなふうに 人は一人一人の力は弱くても

1+1が 2になるように 倍の力で 出来ないことも出来る
ほらね 僕をいつでもあたたかく見守ってくれる
誰かの声がする 誰かの眼差しがある。

2015/07/12 (Sun)
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