詩人:どるとる
心の余白に描いた 憎しみは余裕のあらわれなんかじゃない余裕のなさのあらわれだ呆れるくらいに 誰かを憎んだ次々に 埋めていく自分の 足りない部分を無理やり補うように目を閉じると 僕は途端に 寂しくなって孤独に 耐えきれず強がってるふりをして誰かを憎むことで弱さを必死に隠して心など見えないように見せないように雨を降らすようにモザイクをかけるんだ。