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[34578] 泱ツらない電話

詩人:沁漉

愛が崩れ…君を忘れたはず…なのに僕は鳴らない電話をずっと見つめていたかった。 君には気付かれないようにしていた僕の弱さの傷…バレバレだったね。 そんな僕をみて君は泣いてたね。 君の思いを重ねた季節は何処なの?どうして人は傷を隠すの? 人は傷つけ、傷をつけられるけど 傷はいつか綺麗な花になる…。ずっとその言葉を胸に抱き締め信じ続けていた。だけど君に負わせた傷は違った。 僕は知らない間に君に傷をつけていたんだね。今さら気付くなんて僕は本当にバカだね。泣きだした君に僕は何もできずにただ見つめているだけだった。 もぅ君の事忘れた。けれど三年の月日が流れ君をみてなぜか心が痛くて。 どうして僕の心は忘れる事を認めてくれないの? 今でも鳴らない電話を握り締めて 君のメール読み返しているよ。 なぜか最後の文章だけ読めない…。 もぅ風に流された僕の思いは二度と君に届かなかった。

2005/05/16 (Mon)
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