詩人:怜士
どこにいても自分は邪魔だと感じる
人目を避けて逃げ回っている
今日はあとどのくらいで終るだろう…
本棚いっぱいの本に見下ろされて時間が過ぎるのを待つ
窓の中に降る雨…
雨粒だらけになった
眼の中に溢れる血
あなたの…
冷たい腕を
血に濡れた頭で
青くなってる目元を笑っている、
顔のまま罵倒し続ける
大好きだった
あなたも
一人なら
混乱はしない
脳に染み込んでいく声
その意味をぼうっと
考えながら
今日はあとどのくらいで終るだろう…
それでなにが変わるだろう
その手をとって
一緒にいくか
その頭を割って
また同じ夢を…