詩人:こうさぎましろ
フレンチキスなんて実は珍しかったの感じる優しさはきっと疑似的取り留めのないことで傷つくの止めよう些細なことで期待するのやめよう声の出し方を忘れたアタシは君の名前を呼ぶ飛び方を教えてくれた君がアタシの声を奪ったなんて知らずに。朝方の氷の路面の上で抱き合ってキス車の近づく音で離れたわざとズラしてキスして君に合わせてもらって折り合いつける今地平線に太陽と月がいるの