詩人:甘味亭 真朱麻呂
今年で24歳になる僕の好きな人
でもまだ気持ち伝えられてない
本当のところは伝えたくて仕方ないのに
面と向かうといつもいつも言いそびれてしまう
伝えたい言葉を飲み込む度にもやもやした気持ちになる
こんなもどかしい気持ちになるくらいなら
いっそのこと勇気を振り絞って
ダメもとでも良いから伝えようか…
言いたい言えない
胸の中交差する思い
言ってしまえば楽になれるのに
どうしてだろう言うのを僕は不安がってる
求めたのはこんな土砂降りの恋なんかじゃない
もっと幸せに満ちたものを望んでたのに…
冷たい雨に濡れて青くなってしまった心
未だに言えずにいる思い抱えたまま
寄り添う明かりの中
そっとバンパーを濡らす
うつむいたまま呟いた さらば恋よ。