詩人:どるとる
光のスピードで
変わってゆく世界を
遠くから 見つめてる
いくつもの瞳
耳をすましても何も聞こえないし
手を伸ばしても 伸ばしたそばから空回り
いくつもの 問いかけに いちいち答えを出したい僕らは
生きるという問いかけの答えが出せないだけで 途方に暮れる
もう少し マシに 笑いたい
路線図どおりは つまらない
いくらでも脱線してレールから外れて
地図にない 場所に心を 向かわせる
勇気なんて 言われなくてかまわない
風の吹くまま 気の向くままの旅だ
始まったばかりのこの旅は 誰も知らない航路を辿る
風の 足取りを
追いかけていくその先は
昨日とはまるで違う世界だ
閉じた瞼の闇にも 灯る光がある
見えるものだけがすべてと思うな
絵に描かれたような幸せばかりに目を奪われるようなら
きっと 夢なんて見る意味はないのさ
旅しながら 探そう すべての意味を
もう少し マシに 笑いたい
路線図どおりは つまらない
いくらでも脱線してレールから外れて
地図にない 場所に心を 向かわせる
勇気なんて 言われなくてかまわない
風の吹くまま 気の向くままの旅だ
始まったばかりのこの旅は 誰も知らない航路を辿る。