詩人:どるとる
置き去りにされた自転車置き場の傘無造作に壁に立てかけられただけの人生誰かの代わりは誰も出来やしないから痛みを肩代わりしてあげられないよごめんねあくびする猫 路地裏 枯れた鉢植え焼けたポスター 滴る蛇口の水どれもこれもどうだっていいようなでもだからこそ大切なような思い出の中にある 貸すかな小さな光まだ やりたいことがたくさんある間違っても死ねないだから 死なない。