詩人:どるとる
昨晩降った雨が 残した足跡
記憶の中に 刻まれた 傷跡のように
何気なく さりげなく 通りすぎるだけの
時間は雨のように 痛みさえ昔話にする
そして僕の中には涙のかけらだけが残る
愛してるやアイラブユーじゃ
誰かを 幸せにすることはできない
あなたは 笑ってくれるだろうか
こんな僕の不甲斐なさや情けなさまで
愛して欲しいのさ 本当のとこはね
いくつもの 命が紡ぐ物語
どんなに長く思えても 永遠じゃない
下らなくてありふれてて それでいて
特別な何かを僕らはひとつ持っている
それを手にしたときから人生ははじまる
ただいまやおかえりが当たり前に聞こえる
そんな場所でいつも誰かの体温感じていたい
あなたは 教えてくれたよね
誰かに愛されること誰かを愛すること
その喜びや悲しみまで
ほら なんでもないって顔でもわかるよ
君が 今にも泣きそうなこと
巧妙に弱いとこ隠して強がっても
僕にはばれてしまうんだ お互い様だね
愛してるやアイラブユーじゃ
誰かを 幸せにすることはできない
あなたは 笑ってくれるだろうか
こんな僕の不甲斐なさや情けなさまで
愛して欲しいのさ 本当のとこはね。