詩人:どるとる
早く帰って来てねと電話をしてから
もう時計は何周 回っただろう
君はあの頃と少しも変わらないのに
気持ちだけ 心から離れてしまったよ
冷えた夕飯を 温めるみたいに
冷えた愛を温めなおせたなら
きっとまた 熱いキスを交わせるのに
きっとまた この手をつなげるのに…
夜の明かりが人懐っこく寄り添って
ぼんやりと帰り道を照らしている
君は寂しいと口には出さないけれど
本当は寂しいことも痛いほどわかってる
冷えた夕飯を泣きながら食べる真夜中
僕は大切なものからいつの間に目をそらしてた
寝ている君の唇にキスをして
愛してるって言っても聞こえない
離れ離れの心ならまた近づけばいい
たまに見せる優しさが憎いんだから
つないだ糸を ほどけない
冷えた夕飯を 温めるみたいに
冷えた愛を温めなおせたなら
きっとまた 熱いキスを交わせるのに
きっとまた この手をつなげるのに…
冷えた夕飯を泣きながら食べる真夜中
僕は大切なものからいつの間に目をそらしてた
寝ている君の唇にキスをして
愛してるって言っても聞こえない
だけどそれでも言葉にするんだ
愛してる。