詩人:どるとる
平行線の上を歩くような
引かれたレールをなぞるような
そんな単純なことがすべてなら
答えに迷ったり悩んだりしなくてもよかった
幸いなことに 悲しいことに僕らは
じたばたしないといられない質です
くるくる回ってる 生と死の境を
ギリギリのラインにとどまっているんだ
いわばそれはすなわち光と影のような
相反するもの同士が奏でる美しい旋律
這い上がってはまた落ちてくような
絶え間なく 途方もない連鎖の中でも消えない光があるよ
たとえばそれが君なら僕は何ももう望まないし
これ以上何かを欲しがる必要性すらもないからね
また同じ場所に たどり着いたなら 昨日と同じ朝で
落ち合って 変わらないニュアンスで
おはようって 言えば それでいい
満たされていく 心
もて余したのは希望
言葉足らずなままに
ちぐはぐなリズムで
それは 繰り返される
神様なんていやしない
この世界にはあらすじなんて必要ない
進んだつもりで振り出しからのスタート
行きつ戻りつの旅 もどかしいループ
這い上がってはまた落ちてくような
絶え間なく 途方もない連鎖の中でも消えない光があるよ
たとえばそれが君なら僕は何ももう望まないし
これ以上何かを欲しがる必要性すらもないからね
また同じ場所に たどり着いたなら 昨日と同じ朝で
落ち合って 変わらないニュアンスで
おはようって 言えば それでいい
アイラブユーって言えればなおいい。