詩人:どるとる
思い出すその場所があなたのふるさと帰る場所はいつも明日へと続いている過ぎ去ったいくつもの昨日足跡さえ残らない旅は まるで心にイメージで描いた約束とっておきのあの歌と花束を道連れにこのまま風の残した足跡を頼りに追えど追いつけぬ明日を つかまえようこの旅には 理由などないことを知っているそれならばもう 立ち止まる理由すらない僕はまだ知らない僕に会いに行こう。