詩人:mina
こんな天気のいい日
出掛けられずにはいられない
残業疲れの心身も
ヘルニアっぽい腰痛も
全て忘れて外へ飛び出す
電車に乗り込み
あんパンと緑茶で空腹を満す
橋を渡り川を越えて
緑で染まってしまいそうな程の
森の深緑の木々
空は青くて大きくて
たまに浮かぶ白い雲が
空っぽさを引き立てる
通過する駅には
到着を待つ人々
こんな日のこんな景色
とても心が和みます
こんなにも素敵な日
何もかもが充分過ぎるはず
なのに欲張りな私は
貴方が居ないことに
不満を抱いている
いろんなことを並べて
充分過ぎる位に寄せ集めても
貴方が居ないとだめみたい
欲張りな私を許して欲しい
これからも貴方への想い連れて
この電車で旅をするんだ
私の一番の荷物になりそうだね