詩人:奏
僕が小さい頃,表面だけの友達なら山ほど居た。物心付いた時からは違って,月日が経つ程に友達は減った。少しずつ,どんどん減って。本音が話せる人だけ残った。どんなに数が少なくても,本音で話せる。飾る必要が無い。そんな友達が残ってくれて。今までの自分が馬鹿みたいで。沢山の「付き合い」よりほんの少しの「友達」の方が大事だって事を気付くのに14年もかかって本当に馬鹿みたいで。意地をはらなくなって良かったと心から思う。