詩人:リコ
美しい世界に住む
優しい天使みたいに
そこに面白いを見つけようとしても
当然過ぎて
手すら叩けない
お腹の中の様な音楽を
私に下さい
生きた血と肉の匂いがする
これは何だろう?
避けていた君に
立ち向かおうとしたら
逃げ出すものだから
何だっけ?
さようならの合図は
君が決めて
僕は
こんにちはの合図を
飛び下りた
糸人形の様に
ミスティックでは
ないけれど
僕はうらぶれた
ただの人間だから
まずは
骨になって
灰になって
1、2、3
見えた?
覚えておいて
2006/12/29 (Fri)