詩人:ふぉれすと
変わらないでと言いながら
変わった時の君を期待して
僕一人で今の気持ちを抱く
僕一人で果てない夢を行く
少し現実から離れすぎかな
少し空想に近寄りすぎかな
もう少しで壊れそうなんだ
もう少しで崩れそうなんだ
むしろもう壊れているかな
いないはずの君を待ち続け
いるはずの自分を見失った
無いはずの君の僕への感情
在るはずの僕のいつもの心
嫌いなはずの甘い言葉の群
好きなはずの無情への言葉
いつもと変わらない君の声
震えるはずが無い僕の右手
全てが変わったのは僕の方
2006/09/23 (Sat)