詩人:どるとる
大人になれない僕たちは大人を信じず背中向けた汚い嘘にまみれ ずる賢くもなり沢山の人たちを傷つけましたどんなに背伸びしてみても心はいつも身よりも寸足らず強がりばかり 意地ばかり言い訳ばかりを繰り返した大人になんかなりたくないなりたくなんかなかったのにいつの間にか僕も大人ですあの頃さんざん嫌ってた大人の姿を僕もしていた鏡に映った愛想笑いが情けなくてたまらないおべんちゃらを売り歩いてはゴマをするのに忙しいそんな大人になんかなりたくなかった。