詩人:どるとる
それはもう 果てしない
壮大な思考 或いは行き過ぎたイメージ
名前もない 宛もない
理由なき ときめきの為 畑を耕す日々
白旗あげるにはまだ負けてないんだ
まだまだ 十二分に 泣ける 笑える
生まれたこの喜びをいつか言葉にして
叫びたいなあ 七色に輝くよく通った声で
夜と朝が逆さまになって
僕の中の時計は 逆立ちしてる
時間の概念は彼方へぶっ飛んで
今日も明日もない
過去も未来もない
天と地程の隙間を開けて眼前に広がる世界
それは神様の仕掛けた罠なのさ
騙されてはいけない 拐かされるな
思い込みや決めつけで世界を見れば
たちまちこの世界はちっぽけになる
色も形もないような世界なら 手にした物差しでは計れない
思いきり伸ばしたところで届くはずもない
その手で何を描こうか 世界はキャンバス
足踏みしながら夜明けを待ちわびる
ドアの向こうに広がるまだ知らない世界
物語の最初の一歩を踏み出すのは君さ
高いとこから飛び込むように ほら
覚めない夢に 酔いしれながら 手放せない命がまたひとつ
暴れるくらいがいい
はみ出すくらいがいい
ちょっとだけ 誰かとは違うやり方で
この世界を 制覇しよう
夜と朝が逆さまになって
僕の中の時計は 逆立ちしてる
時間の概念は彼方へぶっ飛んで
今日も明日もない
過去も未来もない
天と地程の隙間を開けて眼前に広がる世界。