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詩人:どるとる
伸ばしたその手がつかんだ
いつもと変わらない今日が
いつもとは違う手触りを伝える
五感とか 第六感とか
イマジネーションとかに 付随する光
訴えてくる 受け取ったそのメッセージは入り口
世界に太陽を描く言葉
この四肢に 染み渡ってく陽射し
脳内をかき乱す 色とりどりのイメージ
なんとなく 少しずつ形になって
いつの間にそれがかけがえのない宝物になって
埋まらない隙間を満たしていく
希望という名の生きる喜びが
尊ばしい明日を僕にくれる
オールを離すな 生きる理由は
なんでもいい とりあえず息をしろ
馬鹿でも 大地を踏みしめる足があれば
喜びとか悲しみとかありふれた幸せに
出会えるはずだ 夜明けに間に合うように
今僕らは 旅支度をととのえて 歩き出すその間際
世界に太陽を描く言葉
この四肢に 染み渡ってく陽射し
脳内をかき乱す 色とりどりのイメージ
なんとなく 少しずつ形になって
いつの間にそれがかけがえのない宝物になって
埋まらない隙間を満たしていく
希望という名の生きる喜びが
尊ばしい明日を僕にくれる
舞い降りた光は両手でも抱えきれない
「生きることの意味」をようやく僕は失ってはじめて知る。